ここはグラナダTV版シャーロック・ホームズシリーズ(NHK版「シャーロック・ホームズの冒険」のファンブログです。
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No12 赤髪連盟
ゲスト:ロジャー・ハモンド、ティム・マッキナリー、リチャード・ウィルソン
監督:ジョン・ブルース 脚色:ジョン・ホークワークス

類型トリックを「赤髪連盟トリック」と呼ぶくらい有名な作品ですね。このトリックはドイル先生も気に入ったらしく、何度か使っています。最初に読んだホームズが確かこのお話だったのですが、すごく新鮮でした。
シリーズ前半は原作の質に恵まれていますね。この回もとても楽しい冒険譚に仕上がっています。そしてこの回のホームズさんは全編にわたってかっこいい。
以下気になったところを箇条書きで。
~Pick up!~
・依頼人の訪問中にうっかりドアを開けてしまい、あわてて部屋を辞そうとするワトスン。引き留めるホームズがひらりと椅子を飛び越えます。舞っているとしかいいようがない優雅な動き。よくよく考えるとあまりお行儀がよくない動きですが(笑)、ジェレミーホームズがやると美しいんですね。思わず目を奪われます。
・人の良さそうな依頼人・ウィルソンさんについて推理を披露するホームズと、そこに加わるワトスン。グラナダではワトがホームズの推理の説明をしたり、補足をしたりと、有能さを感じさせるシーンが多くていいですね。しかしこの推理に対するウィルソンの反応がホームズにはお気に召しません。
・恒例のワトスン君新聞読み聞かせタイム。読了後のホームズの笑いが奇怪です。
・赤髪男性限定のおいしい仕事を得に、ヒッキーのウィルソンさんが外出します。不安なので自分で経営する質屋の店員に付き添ってもらいます。それにしても「何週間も外出しないことがある」って誇張じゃないとしたら相当だな。
・赤髪連盟のビルは、お仕事目当ての赤髪男性がいっぱい。よく集めたなー。
・超高倍率の中から即決で採用されるとか、仕事内容にも言及しないうちから事務所を離れるなと脅しつけたり、最初っからうさんくさい赤髪連盟。そもそも求人広告からして怪しいのですが。
・笑いをこらえながらウィルソン氏の話を聞くワトスンと、たしなめるような視線を送るホームズの表情がかわいい。依頼人に気を使うのはワトというのがいつものパターンなので、珍しい感じかも。
・でも結局ワトさん大爆笑。ホームズもつられて大笑いしてしまいます。憤慨する依頼人をなだめて、二人がかりで追い出します。息が合ってるなー
・さっそく推理モードのホームズ。椅子の上で体育座り。そして・・・来た!「パイプ三服分」!
・合間合間に挟まれる黒幕の様子。まさかここで絡めてくるとは・・・。
・パイプ三服分の間、ホームズ先生は同じ姿勢をキープして思索にふけっています。一方向かいに座っていたワトスン先生は・・・いつの間にか寝てました。しかも口を開けて。ドクター、子供ですかっ!なんてかわいいんだ!バークワトってこの健康的な感じがいいですよねー。でもホームズに起こされるとすぐに後を追います。
・有能なのに自ら給料を半分で働くと言い出したウィルソンさんちの店員を偵察に行く二人。ホームズ先生はこの時点ですでに裏をつかんでいるご様子で、見張られている可能性を口にしています。ウィルソンさんにも「(謝礼は)他の人が払うでしょう」なんて言っているし。
・ステッキで柵をばしばしっと薙ぐように叩くホームズに、ちょっとびっくりしているワトスン。そりゃびっくりしますよね。
・事件のことはしばし忘れて、サラサーテのコンサートに行く二人。事件の最中にこんなにリラックスしているホームズって珍しくないですか?今回やっぱり絶好調みたい。パンフを映すカットがおしゃれですね。「演奏に聞き入り恍惚とした表情のホームズとそれを観察するワトスン先生」の図に思わず笑ってしまった。
・ワトスン先生の製図教室。丁寧に書いた地図をホームズに褒められますが、その割に活用されていません。ま、いっか。褒められた時のドクター、うれしそうににっと笑っていたし。
・陰謀の犯人を捕まえるために呼びつけた刑事を「お粗末」呼ばわりしたホームズ。直後にご当人が登場します。絶対聞こえていたよね(笑)
・刑事と一緒に登場したのは銀行の幹部。銀行のセキュリティに自信を持つ彼は不満タラタラで、「27年間土曜の夜はカードを欠かしたことがないのに」とぼやき、刑事の失笑を買います。
・一行は銀行の金庫へ。狙われる心当たりを問うホームズに、銀行幹部は「素人探偵には教えられない」と返答。むっとした顔のワトスン先生がきつい口調で「彼は類のない存在です」と力説。愛ですなあ、と思う私は多分腐っている。
・圧力に負けた幹部が明かしたのは大量の金貨の存在。犯人たちの狙いがわかったところで、ホームズはモリアティの名を初めて出します。ここはグラナダのオリジナルですね。「最後の事件」の唐突さを和らげるためでしょう。
・いよいよ犯人と対峙する直前、顔の横に銃を構えるドクターに痺れた。いいねえ、ワトスンと銃(変態)。
・犯人の一人・質屋の店員のクレイは銃をホームズのステッキではたき落とされて、あえなく逮捕。役者さん、小学生の時読んだ本の挿絵にそっくりでびっくりしました。
・「敬語を使え」と大見得を切るクレイに、厭味ったらしく応じる刑事。今回のこの刑事さん、いいキャラですね。そして手のひら返しの銀行幹部。珍しくホームズが謝礼を要求します。あるところからはたっぷり取る、それが紳士
・モリアティ教授目力はんぱないです。微笑みがどこまでも黒い。怖いなー。
・逃亡した犯人一味vs警官in質店。壮絶です。おかげで店はひどい状態に。そりゃウィルソンさんも嘆きたくなるわ。でもホームズのお使いのワトさんにお金をもらって、すぐに立ち直ります。この人また騙されないか心配だ。ワトスン先生に頼んでホームズ自ら出向かなかったのは、ホームズ先生がウィルソンさんのことをあんまし好きじゃないからだろうな。
・事件の全容がつかめないワトスンは率直にホームズに疑問をぶつけます。些細なことかもしれないけれど、こういう素直なところにワトスンさんのまっすぐさが出ていると思います。
・ホームズ先生。煙草のポイ捨てはやめてください。
・ホームズさんが言う「人生は平凡な日常からの逃避」は「事件orコカイン?」と同義に聞こえます。というか同義ですよね?
・ワトスンの煙草に火をつけてあげるホームズ。仲良しな感じがいいですねー。ワンテンポ置いてぷかーっと浮かぶ煙がなんともユーモラス。 
posted by 葉月 | 00:10 | 各話感想 | comments(0) | trackbacks(0) |
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