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ジェレミーさんの勇気
 ジェレミーさんのお誕生日はなにもせず過ごしてしまったので(汗)遅ればせながら、ジェレミーさん記事をお送りしたいと思います。

 今回の記事もRMさんのご紹介が元になっています。本当にいつもありがとうございます、RMさん!!!RMさんがご紹介くださったのは、「A Study in Sherlock」とジェレミーさんが出演したラジオ番組です。(ご紹介いただいたコメントはこちらのページ下部から。)
 「A Study in Sherlock」はホームズについてのドキュメンタリーで、エドさんやマイケル・コックスさんがインタビューに応じています。グラナダの映像の引用もありますし、ジェレミーについてのお話もありますよ♪
 ラジオ番組は「A Study〜」でも少し触れられていますが、フルで聞けます。ジェレミーさんが最後になさったお仕事・躁うつ病の啓発番組です。RMさんが主要な部分の訳もつけてくださっていますので(なにからなにまでありがとうございます!)ぜひぜひご覧になってくださいね。

 さて、今回お話するのは後者のラジオ番組についてのお話。珍しく(笑)まじめな話なので、あまりおもしろくないかもしれませんがよかったらおつきあいください。

 なお次回の更新は来週水曜日を予定しています♪

 前々から、このラジオ番組のお話をいつかはしようと考えていました。のっけから私事で申し訳ないのですが、長い付き合いの友人にジェレミーと同じ躁うつ病の人がいます。だから少しは躁うつ病のことを知っているつもりです。

 とはいえジェレミーの病が彼の演技にどう影響したか・・・なんてことを知った顔で語るつもりはありませんので、ご心配なく(笑)ブラウン管を通してしか知らないジェレミーのことを、そんな視点で語る資格もありませんしね。ただジェレミーにはお礼を言いたいのです。

 当時それほど理解されていなかったであろう躁うつ病について、語ってくれたこと。
 偏見も招きかねない病について、勇気を持って告白してくれたこと。
 そして病を抱えていても、美しく輝いた存在であり続け、躁うつ病の人(とその周囲)に希望を与えてくれたこと。

 躁うつ病は大変な病気です。生活のすべてが病気の影響を受けます。ハイやローな状態の時はそばにいる人間も疲れるくらいですから、本人はどれだけ辛いことでしょう。その行動が社会的に受け入れられなかったり(たとえば私の友人は夜中の2時3時に当り前のように電話をかけてきます。一般的には非常識と受け取られるでしょうね)、周囲の人との摩擦を引き起こしたりといった二次的な苦悩を抱えることも珍しくないようです。

 だからこそジェレミーのような人が必要なのです。誰をも魅了せずにはいられない影響力のある人が声をあげてくれることが。ただ、声をあげるのには勇気も思いやりも必要なですから、影響力を持つ人なら誰もができるわけではありません。すべてを兼ねそろえたジェレミーの存在がどれだけすばらしいか・・・私は彼を俳優としてではなく人間として尊敬しています。

 残念ながら最後のお仕事となってしまったこのラジオ放送、ぜひ多くの人に聞いていただきたいと思います。そしてジェレミーの語る言葉を真剣に受け止めてほしいと思います。躁うつ病の友人を持つ者としての願いです。

 なんだかジェレミートークなのかよくわからなくなってしまいましたね(苦笑)こてこてのジェレミー談義を期待して読んでくださった方には申し訳ないです。

 ジェレミー、本当にありがとう!!!!

posted by 葉月 | 23:23 | キャラクター・出演者 | comments(7) | trackbacks(0) |
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コメント
>RMさん

お返事遅くなってごめんなさい。いつも素敵な情報をお知らせくださってありがとうございます!

シークレットのエピソードは、お二人の人柄を象徴するようなできごとですね。ハードウィックさんのような方は、もしかしたらドラマを見ている側よりもお仕事仲間のほうにファンが多いのかもしれません(笑)賢さとやさしさ、当たり前のようでとても難しいことですよね。エドさんがジェレミーに言った「率直に言うと、もしもホームズが実際にそのように振舞ったら、ワトスンはずっと同じ屋根の下にいてくれないよ」という言葉も彼らしい思慮に富んだ言葉で、最初に読んだ時に「なかなか言えないセリフだな」と印象的に感じたのを今でも覚えています。

そんなハードウィックさんの誠意に答えたジェレミーさんも、とても素晴らしい人ですね。「自分は不幸だからやさしくされて当然!」となってしまってもおかしくはないのに。そんなジェレミーだから、ハードウィックさんも真摯に向き合われたのでしょう。お互いに大切な存在だったのですね。

ジェレミーのインタビュー記事(タイムですかね?)存じませんでした!とても興味深く読みました。ご紹介くださってありがとうございます。RMさんが引用してくださった箇所、ジェレミーの率直さとまじめさに心をうたれました。ジェレミーって本当にまっすぐで、正直な人なのですね。改めて実感しました。人間って年をとるごとに自分を守る殻みたいなのを作っていくものだと思っていましたが、ジェレミーは子供のような純粋さを最後までお持ちだったのでしょう。稀有な人ですね、改めて。

コメントの紹介もありがとうございます。しかも送っていただいくなんて・・・!初めての経験です!
二人の関係は、周りの人の心を動かすようなものだったのですね。・・・当たり前かもしれませんね。一回もお二人に会ったことのない私たちが、こうしてお二人から温かさや勇気をいただいているわけですから。でも改めて言葉で語られているのを見るとうれしくなります。作品と舞台裏は別物かもしれませんが、きっと二人の実生活での関係がドラマに深みを与えているという部分もあるのでしょう。それをドラマから垣間見て、こうして役者さんやスタッフの方の言葉から実感して。数え切れないほどの幸せと喜びをくださるグラナダさんに感謝してもしきれません。

最後になりましたが、どさくさ紛れに書いてしまったホームズ&グラナダとは関係ない部分にまで温かいコメントをくださりありがとうございます!残念ながら私はエドさんにもドクター・ワトスンにもなかなかなれないのですが(笑)、それでも相手が大好きなら、なにかできることがあるんじゃないかと思っています。

いつも丁寧に記事を読んでくださって本当にうれしいです。こちらこそ長くなってしまいましたが、改めてコメント&ご紹介ありがとうございました!!
2009/12/30 19:45 by 葉月
>ちびさん

お返事が遅くなってごめんなさい!

「俳優としてではなく」ではなくて、「俳優としてだけではなく」ですね。なんたる大失言!!ちびさんのカッコ書きのおかげで気付けました。訂正させてください(爆)

宝島さんでラジオの紹介、という発想はありませんでした。実現したら素敵ですね!今までもグラナダさんを離れたトピックを扱ってくれた宝島さんですから、可能性はゼロではないかもしれません。あれだけの情報と愛を持っている宝島さんなのですから、いっそのこと特別号でも出していただきたいくらい(笑)

エドさんに似ているなんて・・・!そう言っていただけると本当にうれしいですけれど、どちらかというと正反対です(笑)自分にないところを持っている人だから憧れるんでしょうね。エドさんみたいにはいきませんが、友人とも末永くいい関係でいけたら、と思います。ホームズに関係のないことまで書いてしまったのに、こちらにまでコメントをくださってありがとうございます!

エドさんの魅力、お伝えできたようでうれしいです♪♪♪
2009/12/30 18:46 by 葉月
ちびさん
いつも、私が書いたものも喜んで読んでくださって、ありがとうございます。
ちびさんもですか!私もエドワードが大大好きになりました!おっしゃるとおり、ジェレミーとエドワードの間には、すごく自然な、そしてとても深い友情があったのですね。私は葉月さんのおかげで、最近になってそれを(あたまで知るのでなく、こころで)知りました。思えば、葉月さんのこの記事(http://atbakerstreet.jugem.jp/?eid=7)を読んだときには、私はまだ気づいていなかったのです。ただ、この記事は読んだ瞬間からずっとこころに残っていました。
2009/11/24 08:26 by RM
>RMさん
エドワードとジェレミーの関係、改めてご紹介いただいき、ありがとうございます。亡くなる1週前も話していたのですね。エドワードとジェレミー、お互いに尊敬しあい、自然に相手を思いやる、本当に素晴らしい関係だったのですね。
(以前どこかで書いた覚えがありますが)奥様は亡くなっても、エドワードさんという親友がいたことは、ジェレミーは幸せだなあ〜と思います
・・語彙が貧弱で残念ですが、また感動して元気を頂きました。

>葉月さん
エドワードが大好きな理由、わかります。葉月さん自体がエドワードのような方ですもの。RMさんも書かれましたように、無理せずに良い関係でいられますように。私もエドワードさん大大好きなりましたよ♪
2009/11/22 17:46 by ちび
ジェレミーがエドワードのことをどんなに大切に思っていたかがわかる記事をみつけましたので、この訳を今度は私が葉月さんに捧げます。以前紹介した「This Is Your Life」の映像の中のジェレミーとエドワードを思い出してくださいね(http://www.youtube.com/watch?v=HqkQtI6vtEc、記事はScarlet Streetのジェレミー追悼号、The Eligible Bachelorに出演したSimon Williamsの言葉より。この雑誌のこともりえさんのところで知りました。りえさん、ありがとうございます)。

「私が最後にジェレミーに会ったのは、エドワードが出演する『This Is Your Life』のための撮影をしている時でした。その日のとても大変な撮影が終わった後で、私たちは皆テッドを驚かせるための撮影にとりかかりました。ジェレミーは長い一日の後で疲れているのがみていてわかりましたが、『This Is Your Life』のための撮影を続けて、そしてそれは本当にすばらしいものでした。ジェレミーのテッドへの思いはとても特別で、本当に大切に思っていたんです(The love he had for Ted was very, very special.)。素晴らしい俳優は皆知っているようにジェレミーも知っていたんです、エドワードのように誠実で仕事に熱心で、信頼できる俳優に支えられているからこそ、あのようにすばらしい演技ができるということを。みていてとてもこころ動かされました。ジェレミーはテッドを本当に大好きだったんです(He was just so full of love for Ted.)。」
2009/11/22 15:08 by RM
菜月さん
それでは、葉月さんはジェレミーやエドワードの気持ちを、より身近に感じることができますね。葉月さんがそのお友達との友情を長く続けることができたのは、そのお友達が葉月さんにとって大切な人である、ということのほかに、葉月さんがやさしくて賢いかただからだと思います。友人であり続けながら、でも巻き込まれすぎないように、自分が疲れきってしまわないように、動揺しすぎないようにすること。とても難しいけれども大切なことなのではないかと想像しています。そして多分葉月さんは、そういうやさしさと賢さをもっていて、そういう人が友人でいてくれることが、そのお友達にとって本当にありがたいことなのではないでしょうか。エドワードもジェレミーにとって、そういう友人だったのですよね。「The Secret of Sherlock Holmes」を上演中のある時、ジェレミーが怒ってエドワードに電話をかけてきた後、エドワードは一晩考えた、ということがありましたね。これは普段あんなにやさしく暖かいジェレミーが言っているのではなく、病気が言わせているのだ、と。議論は何の役にも立たない、と。そして「議論はしたくないんだ。この手紙を読んでほしい。」といって、ジェレミーに手紙を渡したのでしたね(David Stuart Daviesの著作より。りえさんのところでも紹介されていました)。巻き込まれすぎない、でも気持ちを伝える。エドワードのやさしさと賢さだと思います。

葉月さん、どうぞ無理をし過ぎないようにして、これまでどおりのよい友人であり続けてくださいね。

自分が大切に思っている友人に、いつもの自分なら考えられないような状態をみせてしまったこと、迷惑をかけてしまったことに気がついた時は辛いでしょうね。三次被害、とでも言えるのかもしれません。ジェレミーがあるインタビューで、「親しい人と会いたくなくなったことがある、それは自分が病気だったときのことを思い出したくなかったから。入院していた10週間、週に2回も会いにきてくれていた人たちだというのに。」と言っています(http://community.livejournal.com/jeremybrett/105878.html)。こういうこともきちんとインタビューで口にするところが、ジェレミーらしいと思います。そして多分、その「親しい人たち」にも自分のその時の気持ちを後でちゃんと伝えたのでしょうね。

フランスにいたエドワードは、ジェレミーが亡くなる1週間前に電話で話したということですから(The Ritualより。この小冊子のこともりえさんのところで知りました)、「1週間前」というのがカレンダーどおり7日前ならば、ラジオ番組の後ですね。二人は何を話したのでしょう。ジェレミーは息は苦しそうだったけれども、いつものように快活だった、とエドワードは言っていました。エドワードはジェレミーと頻繁に連絡をとっていたのですね。

ジェレミーの勇気に、葉月さんが「ありがとう」を言ってくださったので、私はエドワードに言います。エドワード、ジェレミーの素晴らしい友人でいてくれて、ありがとう!!私はあなたの素晴らしさを、日に日に感じていますよ!!

またまた長く書いてしまいましたが、返事は気にしないでくださいね。葉月さんがご自分のペースで書き続けてくださる事が、読んでいる私たちにも一番うれしいことですから。そして、こころにしみる記事を、どうもありがとうございました。
2009/11/22 14:59 by RM
葉月さん

お忙しい中、重い内容の更新、ありがとうございました。

>誰をも魅了せずにはいられない影響力のある人が声をあげてくれることが。ただ、声をあげるのには勇気も思いやりも必要なですから、影響力を持つ人なら誰もができるわけではありません。すべてを兼ねそろえたジェレミーの存在がどれだけすばらしいか・・・私は彼を俳優としてではなく人間として尊敬しています。

激しく同意です。(私にとっては俳優としてもですが^^;)
宝島さんが、最終巻に、このラジオ番組を紹介してくれたら、どんなに素晴らしいことでしょう。
皆で念じたら通じるかもしれません(まじめな話です)
今日もこれからラジオを聞きます・・・


2009/11/18 23:43 by ちび
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