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No.5 まがった男 

ゲスト:デニス・ホーソン、リサ・ダニエリー、ノーマン・ジョーンズ
監督:アラン・グリント 脚色:アルフレッド・ショウネシー

ミステリー要素よりも人間ドラマの比重が重い回でした。あまりホームズが解決した感じのしない回ですが、ラストシーンまでひっぱった謎はとても印象的です。
今回特筆すべきことといえば、ワトスン経由で持ち込まれた軍の依頼というところでしょうか。珍しく軍医としてのワトスンをフィーチャーしたこの回は、デビッドさんが演じて正解だったと個人的には思います。やっぱり若々しくてはきはきしている方が軍医っぽいもの。でもエドワードさんはリアルに従軍経験があるそうなので、実際にやってみたら様になっていたかもしれません。
以下気になったところを箇条書きで。

~Pick up!~
・しょっぱなからお屋敷での喧嘩シーン。メイドさん、喧嘩中の夫妻の部屋をどんどんノックしているけど、そこは空気読まなくていいのか・・・?と思いながら見ていました。お茶どころじゃないだろう。
・場面が変わってホームズとワトスン。軍の敷地内を歩いています。ホームズがおとなしくワトスンの後ろを歩いているのって珍しいな。単にやる気がないんですがね。
・依頼人のマフィー少佐の部屋でも、いつもにもまして無愛想なホームズ。自由人ホームズとしてはやっぱり軍はお嫌いなのでしょうか。それでも来たのはひとえにワトスン君のためだから。麗しいですね。でもそこまでするならきちんと協力的なところを見せてあげなさいよ。
・つっけんどんなホームズの様子をいつも以上に気にしてか、いつもよりも多弁なワトスン。そんなワトスンを見やるホームズの皮肉な顔にご注目。(「すごい出世だ」のあたりとか)ちなみに少しあとには軍について話すワトに対して「僕をeducateしてくれてありがとう」なんて言っているシーンもあります。
・事件は冒頭の喧嘩夫婦の夫が死体でみつかり、奥さんがそばで気を失っていた、というもの。奥さんのナンシーは美人設定なのですが・・・なのですが・・・。誰かに似ていると思ったら「性犯罪特捜班」の女刑事に似てるんだ。
・亡くなったバークリー氏は戦争の話になると凍りつくこともあったと回想するマフィー少佐。それに「僕のまわりにもいた」と相槌をうつワトスン。その言葉の響きが、ワトスンさん自身も戦場で辛い思いをした人なのだということを思い出させます。普段は至って健全で穏やかなドクターだけど、心のうちにはいろいろあるんだろうな・・・。
・その後ホム&ワトは事件のあったバークリー邸へ。どうでもいいことですが、なんで使用人が整列するのだろう。
・事件現場で床に這うように調査をしながらメイドの話を聞くホームズ。淡々と話すメイドさん強いな。「なにこの人・・・」って目はしていましたが。
・火かき棒らしきものを肩に担ぐホームズ。かわいいんだけど、服が汚れませんか?
・いきなりベイツが登場してびっくり。
・髪を振り乱しながら庭を捜査するホームズ。しかし室内に入る時にはしっかりヘアーをセット。基本的にホームズはかっこつけだと思うんだ(笑)でもジェレミーがやるとこの動作もすごーくサマになるんですよね。
・奥さんのお友達の演技がイマイチで残念。動きが雑でどうにも上流階級に見えない。
・そのお友達が、奥さんがボランティア活動中に会った男の話をします。タイトルのまがった男の登場です。本当に熱演ですね。
・ところどころで流れるオリエンタルな感じの音楽で使われている不思議な音色はシタールでしょうか?
・まがった男に会うべく軍人たちのたまり場の居酒屋に行くホムワト。ワトスンは古巣に戻ったー!って感じで楽しげですが、ホームズは完全に浮いています。
・まがった男の連れている動物がマングースだとすぐにわかるワトスン先生。マングースってあちらでは一般的な動物なのかしら?
・まがった男を引き止め、真相を追及する二人。まがった男ことヘンリー・ウッド氏の回想に出てくるヤング・バークリーが帽子の紐を口の下で結んでいるのがものすごく嫌です。
・案の定ウッド氏の現在の姿は、バークリーの裏切り行為のせいでした。しかしこの裏切り、部隊の誰よりも情報に精通していないと難しくないかな?
・反乱軍に捕まった当初→復讐のために生きる
 反乱軍からの解放後→バークリーへの復讐心薄れる
 ナンシーと再会→復讐心再燃
 このあたりのウッドの心境の変化はリアルな感じがします。同じ感情を同じ濃度で何十年も持続するのってきっと難しいと思う。
・まあ結局事件なんて起こってなかったわけですな。焦らなければマフィー大佐はホームズと会わなくて済んだだろうに。マフィー大佐はホームズが嫌いと見た。当り前か。
・しかし最後に残った「デービッド」の謎は興味深いですね。今回一番のミステリーポイントでしょう。正直日本人にはなじみのないネタなので「へええ」という感じですが、あちらの方たちが聞くと「ああっ!」となるのでしょうか。
・そして「デービッド」の謎解きシーンが今回の最大の見せ場だと思っています、個人的に(笑)ワ、ワトスン先生の、"Elementary, my dear Holmes"・・・・!!!しかも隣室からでっかい声でおやすみの挨拶ですよ。このやりとりのためにこの回はあるんです!(断言)
 
posted by 葉月 | 02:21 | 各話感想 | comments(0) | trackbacks(0) |
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